黒染めスプレーをいざ使ってみようという時に、髪を結ぶ前と結んだ後のどちらでスプレーを使えば良いんだろうと悩んでしまいますよね。
結論から言うと、髪型によります。
お団子などのまとめ髪は結んだ後が良いですが、前髪や、ハーフアップ、ボブなどの髪が短い方はスタイリングの前にスプレーを使います。
このやり方が絶対ではないので、やりやすい方法が一番ですが、ここではその理由とやり方を詳しく解説していきます。
さらに、黒染めスプレーのバレる理由や服につかない方法もお伝えしていますので、黒染めスプレーを使う方は、是非参考にされてくださいね。
黒染めスプレーは結んでからか解説
ここからは、黒染めスプレーは結んでから付けた方がいいのか解説します。
結論からいうと、髪型によります。
ポニーテールやお団子などのまとめ髪は結んだあとが良く、前髪がある場合やハーフアップ、ボブやショートの方は結ぶ前がおすすめです。
なぜかと言うと、黒染めスプレーをした後は髪が固まってしまうからです。
スプレーをした後、乾ききる前であれば、クシを通したり、簡単なヘアセットは出来ます。
時間をかけることが出来ないので、ささっと結んでやり直しは何度も出来ません。
そして、まとめ髪にするためには髪全体に黒染めスプレーを馴染ませる必要があるので、スプレーの消費が多くなります。
どちらにせよスプレーで髪が固まってしまいますので、まとめ髪にした方が見える表面だけをスプレーすれば良いのでコスパが良いです。
慣れている方はスプレー後でもまとめ髪もできるようですが、慣れてない方は結んだ髪型に誰かにスプレーをしてもらうのがムラなくキレイに黒染めすることが出来ますよ。
黒染めスプレーはバレるか解説
ここからは、黒染めスプレーはバレるのかどうか解説します。
結論からいうと、バレます。
その理由は2つあります。
・髪色がムラになっていたり、不自然になる
・水に濡れて顔や服に黒色が付く
髪の毛に黒色の着色料を付着させるので、どうしても不自然さは出てしまいます。
黒染めスプレーのことを知らない人からも地毛じゃないのかな?と思われてしまう程度にはバリバリとした見た目になります。
また、黒染めスプレーがムラになりやすいので、髪の毛の色が統一されず、これも不自然に見える原因です。
そして、黒染めスプレーはシャンプーで落とすことができます。
そのため、水には弱く、雨や汗で黒い着色料が水と一緒に落ちることがあります。
顔に黒色が付いていたり、服や手に黒色が付いていて、黒染めスプレーをしたんだな、とバレる可能性は高いです。
黒染めスプレーの前髪やその他やり方(使い方)どこでやる?乾く時間もご紹介
ここからは、黒染めスプレーのやり方をご紹介します。
やり方(使い方)
1.髪の毛をとかす
スプレーする前に髪をとかして絡まりをなくしておきます。
2.全体的に均一に黒染めスプレーをしていく
ムラにならないように気を付けましょう。
3.乾くまで待つ
髪型や髪の量にもよりますが、だいたい3分~5分程度で乾きます。
乾く前に触ったりすると、手に黒い着色料が付いてしまうので注意が必要です。
鏡を見ながら1人で出来る方はいますが、できれば誰かにスプレーをかけてもらいましょう。
その時はスプレーをかける人もマスクや手袋をするなどして、汚れないように工夫して行ってくださいね。
コツ
・お風呂場や、壁や床にスプレーがかからない場所で行う
スプレーの噴射の勢いで黒い着色料が回りに飛び散る可能性があります。
・着替えてから黒染めをする
黒染めをした後は着替えにくいです。着替えた後、ケープなどでしっかり保護してから行いましょう。
・額や耳には、ワセリンを前もって塗っておく
髪の生え際ですので、スプレーが付きやすいです。その時に落としやすくなります。
耳の中にスプレーが付くと落とすのが面倒ですので、イヤーキャップがあると尚良いですね。
・マスクをする
スプレーの粒子を吸い込まないようにしましょう。
・少しづつスプレーをする
スプレーはドバっと付くとのっぺり、べったりしてしまいますので、少しづつスプレーをして一度に大量にかけないようにしましょう。
・スプレー後にスタイリングする場合、スプレーしてクシでとかすを繰り返す
「少しスプレー」→「クシでとかす」→「少しスプレー」→「クシでとかす」を繰り返して黒くすると、髪全体に黒色が馴染んで、より自然な仕上がりになります。
髪型別
前髪
スプレーする時は額と髪の間に紙をはさんで肌に黒色が付かないようにしましょう。
ショート、ボブ、髪が短い方
「少しスプレーしてクシを通す」を繰り返して髪全体に黒色を馴染ませてから、黒染めスプレーが固まる前に髪型を整えましょう。
長い髪はまとめるのがおすすめ
黒染めスプレーをするときは、なるべくまとめ髪にしましょう。
ポニーテールやおろした髪型では、肩や背中に髪が付くと黒色が付いてしまう可能性があります。
また、結ぶ前にスプレーをすると、髪全体に黒染めスプレーを馴染ませる必要があるため、消費量が多くコスパが悪くなります。
どちらにせよスプレーで髪が固まってしまいますので、まとめ髪にした方が見える表面だけをスプレーすれば良いのでコスパが良いです。
ですので、長い髪の方は髪をまとめてから黒染めスプレーをするのがおすすめです。
黒染めスプレーは落ちない?落とし方を解説!
ここからは、黒染めスプレーの落とし方を解説します。
1.目の粗いコームで優しくとかす
2.シャワーでしっかりすすぐ
3.シャンプーで黒色が出なくなるまで洗う
4.トリートメントや頭皮などのケアをする
髪の長さにもよりますが、3回~5回ほどシャンプーをする必要があります。
また、黒染めスプレーをすると、髪や頭皮に負担がかかります。
できればトリートメントや頭皮のケアをするのがおすすめです。
黒染めスプレーが失敗しないで服につかない方法
ここからは、黒染めスプレーが服につかないようにする方法をご紹介します。
スプレー前
・黒染めスプレーをする前に着替える
・黒染めスプレーをする時にケープを付ける
スプレー後
・髪が長い方はまとめる
・雨、汗を避ける
黒染めスプレーを服につかないようにするコツは、なるべく髪に触れないようにすることです。
それと、速乾性のものや耐湿性のある黒染めスプレーを選ぶと時間短縮にもなりますし、汚れが付くリスクを下げることが出来ます。
黒染めスプレーは髪が痛むか解説
ここからは、黒染めスプレーで髪が痛むかどうか解説していきます。
黒染めスプレーは緊急的に使うことがほとんどだと思います。
何日も使うわけではない場合、シャンプーできちんと着色料を落とせば痛むことは心配しなくて大丈夫です。
ですが、黒染めスプレーは髪に黒色の染料を付着させて黒くしています。
その染料で髪同士の摩擦が大きくなり、摩擦によって髪の表面は少なからず傷ついてしまします。
黒染めスプレーを使う頻度が多いほど、髪を痛めてしまうリスクが高くなります。
もし頻繁に黒染めスプレーを使うことになる場合は、美容室で髪色を変えることを検討しましょう。
黒染めスプレーが売ってる場所
ここからは、黒染めスプレーの販売場所をご紹介します。
黒染めスプレーの販売場所はおもにこちらです。
・ドラッグストアなどの薬局
・髪染めの取扱いのあるディスカウントショップ
・百均
・コンビニ
だいたい、シャンプーなどのヘアケアのコーナーに並んでいます。
意外ですが、百均やコンビニでも売っているところがあります。
喪服用の黒いネクタイなどの取り扱いがあるようなところには販売しているようです。
ですが、在庫や取り扱う種類は店舗によってさまざまです。
どうしても使いたい黒染めスプレーがある場合はネットで購入するのが一番確実です。
まとめ
ここまで黒染めスプレーについてまとめてきましたが、
・スプレーの使うタイミングは髪型による
・前髪やハーフアップ、髪が短い方はスタイリングの前にスプレーをする
・お団子などのまとめ髪は結んだあとにスプレーをする
・スプレーのコツは少しづつ付けること
・髪は痛まないが、シャンプーでキレイに落とす必要がある
・薬局や百均にも取扱いがある
ということがわかりました。
お葬式や急な面接でどうしても黒髪にしたいという時に便利な黒染めスプレーです。
汚れることに気を付けてうまく取り入れてくださいね。
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