結婚式やお祝い事の時に書くご祝儀袋。
最近ではカジュアルなご祝儀袋も増えていますが、中袋に名前や金額を書くのかなど、書き方が気になりますよね。
結論から先に言いますと、カジュアルなご祝儀袋でも基本的には正式なご祝儀袋と書き方に違いはありません。
なので、中袋に名前や金額も書いて下さいね。
ここからは、カジュアルなご祝儀袋の書き方、金額の書き方に加えボールペンしかなかった場合の選ぶポイント等を紹介しますので、良かったら参考にして下さいね。
カジュアルなご祝儀袋の書き方。中袋の裏に金額を書く?中袋ありと中袋なしで解説します!
ご祝儀袋は色々な種類があるので、どうやって書くのか迷ってしまいますよね。
カジュアルなご祝儀袋と言っても、基本的な書き方は正式なご祝儀袋と違いはありません。
中袋ありと中袋なしに分けて紹介しますね。
中袋あり
中袋がある時は、金額・名前・郵便番号・住所を基本的には縦書きで記入します。
記入欄がある場合は記入欄に従って記入しましょう。
中袋が無地だった場合は下の表のように記入して下さいね。
表側の真ん中 | 金額 |
裏側の左下 | 名前・郵便番号・住所 |
中袋に名前を書くのは、上包みを外した時に誰からのご祝儀なのかを明確にするためなのでしっかり書きましょう。
名前は住所より少し大きめに書くとバランスが良いです。
また裏側の住所は郵便番号から書くことをおすすめします。
内祝いなど先方から連絡がある際に、先方に調べる手間をかけさせないようにする為です。
中袋なし
カジュアルなご祝儀袋の中には中袋がない時もありますが、必ず上包みとセットで渡すのがマナーなので自身で用意する必要があります。
別の中袋を用意するか、白地のしっかりした和紙やコピー用紙などでお金を包みます。
和紙やコピー用紙はB4サイズを使用して下さい。
またお金を包む時は、中袋の表側にお札の肖像画がくるように包んで下さいね。
ご祝儀袋は自分の名前を書かないといけないのか解説!
ご祝儀袋に書く名前は差出人の「自分の名前」です。
相手に渡すからお手紙のようについつい相手の名前を書きたくなりますが、自分の名前なので間違えないようにして下さいね。
受け取り手は誰からご祝儀をもらったのか確認しますので、必ずフルネームで記載することをおすすめします。
また、個人からではなくお家からの場合は姓のみでも大丈夫です。
ご祝儀袋の書き方で金額を漢字で書く際に気を付けたい事!1万円や十万円等を漢字でお祝い袋に書くときの書き方も伝授!
では次に金額の書き方を紹介します。
正式なご祝儀の金額は、旧字体で記入します。
旧字体で書く理由は、書き換えられること・書き足されることを防ぐためです。
最近ではカジュアルなご祝儀袋を使用する際は略字を使われることもありますが、基本的には旧字体で書くことをおすすめします。
旧字体を下の表にまとめましたので、参考にして下さいね。
金額 | 旧字体 |
5,000円 | 金伍仟圓 |
10,000円 | 金壱萬圓 |
20,000円 | 金弐萬圓 |
30,000円 | 金参萬圓 |
50,000円 | 金伍萬圓 |
70,000円 | 金七萬圓 |
80,000円 | 金八萬圓 |
100,000円 | 金拾萬圓 |
ご祝儀袋に書くのにボールペンしかない場合、選ぶポイントを紹介します!

ご祝儀袋を書く時にボールペンしかない場合、どうしたら良いか焦ってしまいますよね。
ご祝儀袋の上包みの表書きは、ボールペンで書くのは失礼にあたりますので避けて下さい。
必ず「毛筆」か「筆ペン」で書くようにしてして下さいね。
ボールペンは日常に使われることが多く、簡易で手抜きという印象を受けてしまいます。
中袋の記入欄の記載がある時はボールペン・万年筆で書いて良いですが、注意点がありますので紹介しますね。
インクの濃さ
インクは必ず「濃い黒」を選んで下さい。
薄い黒 | ✖︎ 不祝儀袋 |
濃い黒 | ◯ 祝儀袋 |
ボールペンの種類
ボールペンは水性ボールペンを選んで下さい。
油性ボールペン | ✖︎ かすれる可能性がある |
水性ボールペン | ◯ 筆圧の弱い方でも濃く書ける |
正式には中袋も毛筆・筆ペンの方が好ましいので、なるべくボールペン・万年筆を避けることをおすすめします。
ご祝儀に書くのに適した筆ペンのおすすめを紹介します!
では、最後におすすめの筆ペンを紹介します。
ぺんてる 筆ペン ぺんてる筆 中字 XF2L 黒
2022年6月現在Amazon ベストセラーで人気商品です。
筆ペン初心者には、ぺんてるが人気でリピーターが多いです。
またぺんてるの筆ペンには、毛先が中字・太字・極細とあり書くものによって太さを選べます。
ご祝儀袋であれば中字が最適で、お手紙や小さい文字を書くときは極細がおすすめです。
また中字の中にも、うす墨・すき穂・つみ穂・和紙用・墨液・朱墨・顔料があるので用途によって分けれるのも嬉しいですよね。
是非お試し下さい。
まとめ
ご祝儀袋の書き方は、正式なものでもカジュアルなものでも基本的には同じです。
毛筆や筆ペンを使い、自分の名前もしっかり書いて下さいね。
相手に失礼がないように、敬意を払い心を込めて書いて下さいね♪
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