数年前から女性たちの間でダイエットやデトックスに良いと人気の「ホットヨガ」。
しかしその反面、ホットヨガをした人の間では脱水症状や熱中症になったりと不調を訴える方も居ます。
またケアを間違えると肌荒れを起こすこともあるので注意が必要です。
ここでは、ホットヨガの危険性や、体調を崩すこともあるのか、肌荒れを起こすこともあるのかについて解説していきます。
ホットヨガはやめたほうが良いのか、痩せるのか、デメリット・メリットを解説!
ヨガの身体への効果は科学的にも実証されていますが、なぜか、ホットヨガを初めて体調を崩した方や、やめてしまう方が多いという話も聞きます。
そこでここからは、実際にホットヨガをするデメリットとメリットについて解説していきます。
デメリット
ホットヨガは熱中症の危険あり!
ホットヨガの環境は39度前後の室温で行うことがほとんどです。
熱中症の指針として35度以上では運動禁止と言われているので既にその温度を超えていると言えます。
ホットヨガの環境は気をつけて行わないと熱中症になりやすい状態あると言えるのです。
ホットヨガは脱水症の危険あり!
高温多湿の密室状態で行われるホットヨガはこまめに水分補給しないと脱水症状を起こす人も居ます。
レッスン中はしっかり水分補給をしましょう。
その際はアクエリアス等のスポーツドリンクや経口補水液がおすすめです。
・ホットヨガ直後の飲食は太りやすくなる。
ホットヨガで大量に汗をかいた後はいつも以上に身体が栄養を吸収しやすくなっています。
なので、運動直後は食べるものや飲むものには十分注意が必要です。
特にホットヨガ後は2時間程度は食事を控えましょう。
また代謝が高まっているため、ホットヨガ直後のアルコール摂取もよくありません。
ですので、何か食べたくなった場合は低カロリー高タンパクな食事を意識しましょう。
メリット
ダイエットに
ホットヨガで行われるヨガのポーズには、身体の内側の筋肉、体幹を鍛える作用があるため、姿勢矯正、基礎代謝をアップすることから痩せ体質を目指します。
美肌に
ホットヨガはヨガのポーズをしながら汗も大量にかくため、汗とともに毛穴の汚れ、老廃物が流れ出て、肌の新陳代謝を促します。
肩こりや冷え性、むくみに
温かい室内環境で身体を動かすと、身体が芯から温まり、段々と緊張やこりがほぐれやすくなります。
筋肉がしなやかになるため、しっかりと伸ばすことができて血流も良くなり、肩こりや冷え性改善を目指します。
ホットヨガに向かない人や辞めた人の特徴を解説!
ここまでの説明をみて、自分がホットヨガに向いているのか気になった方もいるでしょう。
ホットヨガに向かない人や辞めた人あるあるを紹介していきます。
ホットヨガに向かない人
・パワー不足タイプの人:高温多湿の環境で運動するため体力消耗してしまうため。
・虚弱体質の人:虚弱体質の人は熱中症や脱水症になりやすいため
・高血圧の人:ホットヨガは血流促進効果があるので血管への圧力も高まるため
ホットヨガ辞めた人あるある
・サウナが苦手な人:高温多湿の環境はサウナに似た環境で息苦しさを感じやすい
・汗をかくのが苦手な人:大量の汗をかくため、脱水症状にもなりやすい。
・露出多めのウエアが苦手:お腹をだしたり、アウトラインが強調されたウエアが多いのできになってポーズに集中できない。
ホットヨガの危険性。コロナの影響や体調崩す事はあるか解説!
ホットヨガはこれまで話し帳に健康に良いこともある反面、体力をかなり消耗し、身体にも負荷がかかるので体調や体質によっては、頭痛やめまい、立ちくらみ、のぼせ、吐き気などの症状を訴える方がいます。
コロナの影響や体調を崩す主な原因をまとめてみました。
コロナの影響
ホットヨガの環境がコロナ感染のリスクが高いのではと心配されてる方も多いでしょう。
レッスン中には大量の汗が出るし、共同で使用するシャワールームが感染経路になるのではと気にしている方も多いはず。
しかし、実際の感染経路は汗からということはほとんどなく、ロッカールームでの蜜状態や会話、咳、くしゃみによる飛沫感染によるものが多いとのことです。
これは、人が集まるところでは起こり得ることなので、ホットヨガに限らずすることではないので必要以上に怖がる必要はないと言えます。
ヨガスタジオでは予約数を制限したり、換気や消毒などてっていしているので、せっかく心と身体を癒やすヨガをする時は楽しんで運動してくださいね。
頭痛
ホットヨガで頭痛がおきる原因の1つに脱水症状があります。
脱水時症状になると、身体が運動のために必要な酸素や栄養素を取り込もうとして血管が拡張することになりますが、この時、拡張した血管が頭付近の神経を圧迫して頭痛を引き起こすことがあるのです。
吐き気
ホットヨガを行う前の食事は2時間前には済ませておきましょう!
また、気持ち悪くなる原因としてレッスン直前に食事をしてしまうと、レッスンまでに食事を消化しきれず、その状態でお腹を圧迫したポーズをとる事にあります。
当日はレッスン2時間前までに余裕を持って食事を済ませるようにしましょう!
ホットヨガはやりすぎて肌荒れや翌日むくむことが事があるのか解説!
ホットヨガはデトックスに良いということから、角質を除去し、より健康的な肌を手にいれる事ができると考えられています。
ただ、中にはホッとヨガをして肌荒れをしたり、むくむ人もいます。
ここからはその理由を解説していきます。
肌荒れ
大量に汗をかくため、しっかりしたアフターケアをしないと逆に肌荒れしてしまう方もいます。
それは、肌の保湿成分が汗によって流されて乾燥した状態になります。
すると乾燥から肌を守ろうとするため皮脂が分泌されます。皮脂が多く分泌されると肌荒れの原因になる事があります。
レッスン中に汗を拭き取らずそのままにしていると、汗や皮脂が付いている肌に雑菌が繁殖して、肌荒れが生じてしまう可能性があります。
肌荒れしないために注意すること
・レッスン中は汗を拭き取る。
・レッスン後はシャワーで汗を流す。
・シャワーを浴びたらスキンケアしてしっかり保湿する。
むくみ
レッスン後に手足がむくむ原因としては、摂取する水分量が関係しています。
ホットヨガは大量に汗をかくので一時的に水分がなくなり、軽い脱水状態になります。
すると身体は水分を確保するために血管から皮膚の下に水をためます。
これがむくみとなって表れるのです。
むくまない為に注意すること
・レッスン中にもレッスン後にもしっかり水分補給すること。
<ホットヨガをやってはいけない人>
身体に良いとされるホットヨガですが、身体に負荷の強い運動なのでやはり合わない方もいます。
・体力がない人:体力をかなり消耗するため、逆につかれてしまう。
・サウナが苦手な人:室内はかなり高温多湿の環境なのでサウナが苦手な人は向きません。
せっかく身体に良いと思い、始めても体調を崩しては元も子もありません。
自分にとってメリットのある運動かどうか見定めてから始めることをおすすめします。
まとめ
身体のデトックスやダイエットに良いと言われている「ホットヨガ」ですが、かなり体力の消耗もあり、体質によって合う合わないもあるので、自分に合うかしっかり見極めて始めることが大事ですね。
体力がない人や高温多湿の環境が苦手な人はホットヨガには向かないので普通のヨガをおすすめします。
また、レッスン中はこまめに水分を摂ることを忘れないことと、レッスン後のアフターケアをすれば健康と美肌を手に入れられるでしょう!
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