乾パンやビスケットなどと共に、非常食の定番として重宝されている缶詰パン。
「通常なら数日で食べられなくなるパンを缶詰にするなんて…美味しいの?」と疑念を抱くこともあるでしょう。
確かに缶詰パンの味は「まずい」という声もある一方、「意外と美味しい」「やわらかくてお年寄りや子どもも食べやすい」と好評です。
また長いものなら5年保存も可能ですが、表示されている賞味期限からおよその消費期限を把握することもできます。
こちらの新食感ベーカリーのパン缶は、5年間の長期保存が可能です♪

今回は缶詰パンを実食した人の口コミを調査し、買える場所や賞味期限についても詳しく解説します!
また、缶詰パンを「美味しくない」と感じる人でも消費できる、美味しい食べ方やアレンジ方法についてもご紹介しますよ♪
缶詰パンはまずいかおいしいか口コミ・評判をご紹介!
非常時の食事として開発され、今や保存食の定番になりつつある缶詰パン。
防災用リュックに常備されることが多いので、「持ってはいるけど食べたことが無い」という人もいるのではないでしょうか?
そこで缶詰パンを実食した人の口コミをネットで調査してみました!
缶詰パンの悪い口コミ
まずは「美味しくない」という意見から、私の言葉でまとめたものをご紹介します。
- 缶詰パンは油っぽくて美味しくない。まずい。
- この前、期限切れが近かったから開けた保存食の缶詰パンはビックリするくらいまずくて食べられなかった。
- 缶詰パン、びっくりするくらい美味しくない。シロップかけてなんとか食べられた
調べたところ、やはり缶詰パンの味については好き嫌いが分かれるようです。
期限切れが近いことに気づき食べてみたらガッカリ…というパターンが多いですね。
中にはシロップをかけるなど、アレンジを加えたら食べられたという人もいました。
缶詰パンの良い口コミ
一方で、缶詰パンを食べて「意外と美味しい!」と感じた人の声もたくさん見られました。
- ボローニャ缶詰パンは食べて美味しかった!おすすめ!被災した後まずいの食べるのは精神的に辛いから…(笑)
- 防災用の備蓄で買った缶詰パン、予想以上にフワフワでおいしい。今度のキャンプに持っていく
- 缶詰パン美味しい~!やわらかいから、乾パンが食べられないお年寄りにも良い
- 保存用の缶詰パン食べてみたけど、意外とおいしい。アルファ米よりも良いかも
「缶詰」「非常用」ということから期待せずに食べたら、想像以上!というパターンが多数でしたね。
中には「非常用じゃなく、普段からおやつに食べたい」というくらい気に入っている声も。
また、フワフワで柔らかいので、歯が弱いお年寄りや小さなお子さんも食べやすい非常食として便利とのこと。
ビスケットや乾パンは食べられないけど、汁ものばかりで飽きた…という時にちょうど良さそうだと感じました。
災害時の食事はワンパターンになりやすいし、通常のパンは日持ちしないので、缶詰パンがあるだけで心持ちが違うのではないでしょうか。
ボローニャパンをはじめとする、特に「美味しい」と評判だった缶詰パンについては、後ほど詳しくご紹介します♪

缶詰パンはどこで買える、どこで売ってるか紹介します!
緊急時に備えて缶詰パンを…と思い立ったら、確実にゲットしたいですよね。
私の近所のスーパーやドラッグストア数件では、缶詰パンが販売されているところを見たことはありません。
調べたところ、缶詰パンが売っているのは以下のようなお店です。
- ホームセンター
- 東急ハンズ
- ロフト
意外にもスーパーより、ホームセンターの方が缶詰パンがゲットできる可能性は高いです。
ホームセンターは災害対策グッズの取り扱いが幅広いので、防災用コーナーの一角に缶詰パンの棚があることも考えられます。
また、東急ハンズやロフトでは人気のボローニャやマイナーなメーカーの缶詰パンが販売されていることも。
お近くに店舗がある場合は、ぜひチェックしてみてくださいね。
缶詰パンはネット通販がおすすめ
缶詰パンが買える店舗をご紹介しましたが、正直缶詰パンを買うならネット通販サイトを使うほうが圧倒的にオススメです。
- まとめ買いできて備蓄向き
- 味はレビューを参考にできる
- 荷物を家まで運ぶ必要が無い
などなど、メリットだらけです。
保存食とはいえ、店頭だと何個も大量購入するのは気が引けますが、ネットなら心配無用ですよね。
こちらのアキモトパンの缶詰は3年1ヶ月保存が可能です♪

缶詰パンの賞味期限や消費期限を紹介します!
前置きとして、賞味期限と消費期限の違いをカンタンに説明すると
- 賞味期限:メーカーが定めた、美味しく食べられる期限
- 消費期限:安全に食べられる期限
消費期限は過ぎると捨てなければいけませんが、賞味期限は過ぎても自己責任の範囲で食べることができます。
そして、たいていの食品メーカーは、安全に食べられる日数に安全係数(0.8以上)をかけた期間を賞味期限として設定しているのです。
つまり「消費期限×0.8=賞味期限」であり、言い換えると「賞味期限÷0.8=消費期限」として大体の数字を調べることができます。
賞味期限の決定は、製品種類に応じて社内実験及び外部検査機関の検査を行い設定しています。
引用:パン・アキモト よくあるご質問より
パンの缶詰として「風味を損なわないと認定した期間」に、安全係数を掛けて算出したものを賞味期限としています
一般的に、缶詰パンは賞味期限の記載のみで消費期限を知ることができません。
ですが「賞味期限÷0.8」で推測できるため、たとえば賞味期限が12カ月先の缶詰パンなら、さらに3カ月くらいは食べられることが分かります。
ただし、これはあくまで推察の範囲ですので、計算の範囲内なら絶対に食べても大丈夫という判断はできません。
賞味期限は「メーカーが安心と美味しさを保証してくれる期間」ですので、期限切れを食べて体調不良になっても自己責任となることは覚えておきましょう!
長期保存したいなら5年間もつ新食缶ベーカリーがおすすめです♪

缶詰パンの美味しい食べ方を紹介します!
緊急時のための缶詰パンを食べる機会が無いのは幸福なことではありますが、食べずに捨ててしまうのももったいないですよね。
缶詰パンは缶を開けてそのまま食べられますが、
- トーストにする
- はちみつやメープルシロップ、ジャムを塗る
- マーガリンやバターを乗せる
- ポタージュやカレーに浸す
といったふうに、通常の食パンやバゲットと同じ食べ方も楽しめます。
缶詰パンはアレンジの幅も広い
「缶詰パンの味が美味しくない、どうしても苦手…」という人には、アレンジレシピをチェックしてみるのがおすすめです。
まだ食べられるものを捨てるのは気が引ける…というとき、アレンジレシピなら美味しく食べることができます。
- ピザトースト
- 揚げパン
- フレンチトースト
- ラスク
- スフレケーキ
- パンケーキ
缶詰パンの食べにくさをカバーしつつ、賞味期限が近いものでも、アレンジすれば使いきれそうです!
パンの缶詰でおいしいと評判のおすすめを紹介します!
冒頭でもお伝えしたように、味の好みが分かれやすい缶詰パン。
しかしメーカーによっては、「これは美味しい!」と称賛されている缶詰パンもあります。
新色缶ベーカリー
アストというメーカーが販売する、5年保存が可能な「新食缶ベーカリー」。
味は「コーヒー」「オレンジ」「黒糖」など、バリエーションに富んでおり、保存食でありながら飽きにくいです。
5年保存は缶詰パンの中でもトップの長さですから、万全に備えておきたい人には嬉しい商品ですね。

ボローニャパン
缶詰パンの代表格とも言えるほど人気を集めているのが「ボローニャ」の缶詰です。
賞味期限は3年6カ月。デニッシュパンのためフワッフワで、1缶100gの軽さで荷物が多い防災時にも負担になりません。
また、1缶に2個入りの食べやすい形状になっています。
ちなみに、今回ご紹介している缶詰パンの中では、このボローニャパンがもっとも価格が低いです。
アキモトパン
パン・アキモトは当初普通のパン屋さんだったのですが、1995年の阪神淡路大震災をきっかけにパンの缶詰が開発されました。
缶詰パンの元祖とも呼ばれ、20年近く多くの人に愛されている商品です。
37カ月(3年1カ月)保存が可能で、長期保存しても焼きたてのような柔らかさが特徴。
防災用備蓄としてはもちろん、キャンプなどのアウトドア用にもおすすめされています。

まとめ
以上、缶詰パンの味の口コミや賞味期限について解説しました!
- 缶詰パンの味は好みが分かれやすく「まずい」「意外と美味しい」「柔らかくて食べやすい」などの口コミ
- 缶詰パンの消費期限のめやすは「賞味期限÷0.8」で考えてみる
- 実店舗ならホームセンター、東急ハンズ、ロフトにあり、まとめ買いなら通販がおすすめ
- パン・アキモト、ボローニャ、新食缶ベーカリーの缶詰パンが特におすすめ
日本に住む以上災害被害は避けて通れないですから、缶詰パンを備蓄してしっかり備えましょう!

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