家庭で簡単に植え継ぎができる「カスピ海ヨーグルト」
手軽で簡単にヨーグルトを作ることができるので、植え継ぎをしている人も多いのではないでしょうか。
その、カスピ海ヨーグルトは家庭で作る際に危険性はないのか気になるところですね。
結論から言うと、口に入れるものなので、危険性はないとは言えません。
ここからは、カスピ海ヨーグルトの危険性、家庭で増やす際に気を付けたい事と販売店や作り方について詳しく解説します!
こちらのカスピ海ヨーグルトの種菌は、個包装で使い勝手抜群です♪
カスピ海ヨーグルトの危険性6選!食中毒にも注意!たね菌は何回までかも解説します!
ここでは気になる、カスピ海ヨーグルトの危険性について解説します。
容器の煮沸消毒
カスピ海ヨーグルトを植え継ぎする時に容器を使用します。
その時に、しっかり容器を煮沸しておかないと、雑菌が付いている可能性があります。
一番、効果的な煮沸のやり方は、鍋に容器が被さる位の水を入れます。
そして、容器を煮沸消毒するやり方です。
しかし、水をいっぱい使うし、めんどくさいと言う方にはもっと簡単なやり方があります。
容器の中に水をいれ、軽くフタを載せて、電子レンジで沸騰させます。
30秒以上、蒸気で殺菌します。
この時に蓋は固く締めないようにして下さい。
・蓋を固く締めると蒸気で爆発する恐れがあるから。 ・蓋が密着し、内部の蒸気が液化して内気圧が下がり、蓋が取れなくなるから ・容器が変形する恐れがあるから
必ず上記3点を確認してから、電子レンジで煮沸するようにしましょう。
また、煮沸消毒をした後に、容器が濡れているからといって、布巾で拭くのは辞めましょう。
布巾にも雑菌が付いている可能性は十分あります。なので、少量の水滴ならヨーグルト作りには問題ないので、拭き取らずにそのままにしておきましょう。
せっかく煮沸消毒した容器に布巾で拭いて、また雑菌をつけては意味がありませんよね。
私は布巾で拭くのではなく、よく振ってから水気を落としたりしています。
また、煮沸消毒をする際には火傷に気を付けて下さいね!
牛乳の使用方法
牛乳は出荷される前に工場で、しっかり殺菌処理されています。
しかし、家庭ではいったん開封してしまうと、雑菌が混入する危険性は高まります。
できるだけ開封直後の牛乳を使用するようにしましょう。
また、賞味期限が短いものよりは、長い方がより安心ですよね。
食べて残ったヨーグルトに植え継ぎをする
食べ始めた後に、最後の残りを種とする方法です。
これは、私も良くやっていました。この方法も雑菌が混入する可能性が高まります。
食べている間は冷蔵庫に保存されているので、食べきるまでの間は問題ないです。
しかし、種ヨーグルトとして常温に出して発酵させるので、この段階で混入した雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
ヨーグルトが出来たら、一番先に次の種菌となるヨーグルトをきれいな容器に移すようにしましょう。
植え継ぎを何回もする。たね菌は何回までかも解説します!
ちゃんと、作れるし、味も変ではないから大丈夫じゃないの?と思いますよね。
私も、失敗しない限りは何回も植え継ぎをしていました。
しかし、定期的に種を新しくした方がいいんです。
何度も繰り返し、植え継ぎをしている間にも雑菌が混入している可能性があります。
メーカー(フジッコ)では一ヶ月ごとの種菌の取り換えをおすすめしています。
気をつけていても、作り続けているとどうしても菌が弱ってきます。
また、少しずつねばりや風味が変わる場合があります。
安心してお召しあがりいただくためには、少なくとも季節ごとのお取り替えをおすすめします。
1ヶ月に1回、新しい種菌に取り替えると、ねばりや風味が持続し、よりおいしく召しあがれます。
引用元:フジッコ カスピ海ヨーグルト HP
確かに、私も菌が弱っていたせいか、粘りも少なかったかも・・と思いました。
失敗していないのに種を新しく変えるのは、正直なんとなくもったいない気もしますよね。
しかし、体に良いものとして摂り入れているのに、菌が弱くなったり、雑菌を増やさないためにも、新しい種菌にした方がいいですね。
賞味期限に気を付ける
お店で売っているヨーグルトを買うと、賞味期限が書いてあるので目安になりますよね。
しかし、自分で手作りしたヨーグルトは、いつまでに食べ終えたらいいのか気になります。
種ヨーグルトとして使用するものも、基準は同じと考えてよいそうです。
ただし、適切に保存されたものが前提となります。
食中毒に注意
食中毒は夏場や梅雨の時期に、良くニュースでも取り上げられていますよね。
雑菌やカビなどが混入したり、腐敗したものを食べると、下痢・腹痛・嘔吐・発熱・脱水症状 などを引き起こす恐れがあります。
抵抗力の弱い子供や高齢者は重症化する恐れがあるので、とても怖いですよね。
ヨーグルトが以下のような状態だったら、勿体なくても必ず捨てましょう。
・味がいつもより酸っぱい(カスピ海ヨーグルトの特徴はは酸味が少ないです) ・チーズのような匂いがする ・ブツブツとしたカビが発生している(白や黒や青や赤など) ・黄色や赤っぽく全体の色が変わっている
これらの変化以外でも、少しでも変だと思ったら必ず捨てましょう!
私も夏場に、冷蔵庫に入れるのを1日忘れてしまい、蓋を開けたら、蓋の裏にカビが生えていました・・。
ヨーグルト自体は異常が見られませんでしたが、やはり食中毒にはなりたくないので、全て破棄しました。
ヨーグルトが平気でも蓋にカビがあるということは、目に見えない雑菌やカビの胞子が全体的に広がってしまっていると考えるべきです。
考えているだけで鳥肌がたってきました(笑)
食中毒には十分注意して下さいね!
こちらのフジッコのカスピ海ヨーグルトの種菌は個包装で1回使いきりで便利です♪
カスピ海ヨーグルトの作り方。固まらないを避けるコツはコレ!
まずはカスピ海ヨーグルトの作り方について説明します。
準備するもの
・ヨーグルトを入れる容器 ・カスピ海ヨーグルトの種菌 ・牛乳500ml ・スプーン
種菌と容器の準備
容器はなんでもOKです。
必ず容器とスプーンは煮沸消毒をしておきましょう。
容器に種菌と牛乳を入れる
この時、注意することは、牛乳の種類です。
低脂肪牛乳だったり、調整牛乳、乳飲料と牛乳にもいろいろ種類があります。
必ず以下のように「牛乳」と明記されていることを確認して選びましょう。
牛乳500mlに対して種菌1袋(3g)を使います。
容器に250mlの牛乳を入れ、種菌を入れてスプーンで混ぜます。
残りの牛乳(250ml)も入れて、更に混ぜます。
これでヨーグルト作りの完成です!
あとは日光の当たらない場所で保管して出来上がるのを待ちます。
目安として、夏場は12時間、冬場は24時間で完成します。
固まらないを避けるコツ
せっかく作ったのに、固まらないとショックですよね。
そうならないためにも、気を付けておくことを抑えておきましょう。
発酵時の温度
カスピ海ヨーグルトの発酵温度は20℃~30℃が適温になります。
温度が低いと発酵に時間がかかり、ヨーグルトは固まりにくくなります。
逆に温度が高いと、腐らないのか心配になりますよね。
気温が高くなる日は、作って置いておくことは避けましょう。
夜に作り、朝起きた時に冷蔵庫へ入れておくことをおすすめします。
私も夏場に作る時は、そのようにしていました!
また、温度が気になる方はヨーグルトメーカーもあるので、そちらを利用してもいいですね。
ヨーグルトメーカーは一定の温度を保ってくれます。
容器を降る
ヨーグルトが固まらないからといって降ることは避けましょう。
降ったりかき混ぜたりしてしまうと、固まらなくなります。
ヨーグルトができているか確認するときは、少し傾けるだけでトロッとなるので、分かります。
固まっていなければ、そのまま置いておきましょう。
種菌の入れすぎ
種菌を入れすぎてしまうと、固まらない原因になります。
種菌とヨーグルトは1:10の割合で入れましょう。
煮沸消毒していない
上記でも説明しましたが、容器とスプーンは煮沸消毒しないと、雑菌が付着している可能性があります。
雑菌がついたまま、容器に入れると固まらない原因にもなるので注意しましょう。
カスピ海ヨーグルトの種菌の販売店はスーパーか解説します。
一般のスーパーや百貨店でも販売しています。
しかし、スーパーでも種菌は置いてあるところと、置いていないところもあるようですね。
私の近くのスーパーでも置いていないところがありました。
近くのスーパーにない方は楽天、amazon、ヤフーでも購入できます。
スーパーまで行くのが面倒な方や、ストックしておきたい方はネットで購入をおすすめします♪
是非チェックしてみて下さい♪
まとめ
カスピ海ヨーグルトは、危険性に気を付ければ、簡単にヨーグルトを作ることができますね。
特に、食中毒には気を付けたいですね。
美味しく食べるためにも、ヨーグルトだけでなく、食品は取り扱いに気を付けないといけませんね!
私もカスピ海ヨーグルトを植え継ぎしているので、改めて危険性について見直すことができました。
カスピ海ヨーグルトを作ってみようと思っていた方、危険性について知りたかった方に参考になったら嬉しいです♪
こちらのヨーグルトメーカーはアイリスオーヤマでメーカー保証も付いているので故障の際には心強いですね。またお値段もお手頃価格です♪
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