発酵食品で身体にもよく、辛い物の代表食材とも言えるキムチ。
ご飯のお供にはもちろん冷奴に乗せたり、鍋にしたり…料理のレパートリーも多く人気ですが、子どもには何歳から食べさせて良いのか気になりますよね。
結論から言いますと、大体5歳を過ぎたら食べさせても良いでしょう。
この記事では子供でもキムチは食べられるのか、韓国の子供との比較、子ども向けのキムチを使ったレシピ紹介までさせて頂きます!
キムチは何歳から?子供でも食べられるか解説!
子供にキムチを食べさせる場合は、胃腸の消化機能の発達が見込める5歳を過ぎてからがおすすめです。
ただし個人差があるので、以下の点に気を付けて食べさせるようにしましょう。
「辛い」「しょっぱい」食べ物だと事前に伝える
離乳食が始まると、最初は小さじ1杯のスプーンから毎日少しずつ食材の味に慣れさせていきます。
また味の濃いものやアレルギーの強い食材は離乳食がだいぶ進むまではあげないのが基本ですね。
同様にキムチは辛くて塩分も強い食材ですので、子供に初めて食べさせる場合はキムチの辛い味、しょっぱい味に驚かないように、事前に教えてあげるとよいでしょう。
初めは薄味で少量を与える
大人用の料理を取りわけて子どもにあげる際、よく水で薄めたり味付け自体をあっさりなものにしますよね。
先ほどお伝えした通り、最初はキムチの濃い味と辛みに驚いてしまうので水やお湯で洗い流してあげると食べやすくなるでしょう。
また白菜の葉っぱがのどに引っかかったり、繊維が嚙み切れないなんてこともありますので初めは細かく切ったものを少量与えましょう。
食べさせ過ぎない
キムチに含まれる辛味成分のカプサイシンを摂り過ぎると、胃腸の粘膜を痛めて下痢の症状が現れやすくなります。
また辛いものを多く食べると、大量のアドレナリンが脳に分泌され、血圧や心拍数が高まって心臓に負荷がかかることもあります。
消化機能が未発達の子供に食べさせる場合は、最初から取り分けておいてあまり一気に食べさせないようにしましょうね。
韓国ではキムチ等辛い物は何歳からか解説!
キムチの本場韓国では、何歳からキムチを食べさせているのかというと、大体1~2歳から食べ始めることが多いです。
ただし消化機能が未熟な子どもにそのまま食べさせるわけではもちろんなく、先ほどお伝えした通り水やお湯で味を薄めて食べさせています。
もしくは辛味の元となる唐辛子を使わないペクキムチ(白キムチ)やと水キムチといった辛くないキムチを食べさせることも多いです。
1歳、2歳というとかなり早く感じますが、韓国にとってキムチは家庭でも漬ける国民食ですので、きっと日本よりも身近な食材なんでしょうね。
1歳、2歳でも食べられるキムチチャーハンはある?

キムチを使った料理はたくさんありますが、中でもキムチチャーハンはご飯があればすぐ作れますし、美味しいですよね。
調べたところ、キムチの辛さを抑えれば1歳、2歳でもキムチチャーハンは食べれます!
ただしあげる時はしっかり辛味をとり、薄味にして、少量で作った方が良いですね。
子供向けのキムチチャーハンのレシピを紹介していきます。
子供でも食べられるキムチチャーハンレシピをご紹介!
早速子供でも食べられるキムチチャーハンレシピをご紹介します!
材料 (一人分)
ごはん 150グラム
卵 1つ
キムチ 50グラム
マヨネーズ(炒め油用) 大さじ1
【作り方】
①ラップをしないでご飯を1分電子レンジでチンする
②卵をご飯にかけよく混ぜる。こうする事で粒が付かないパラパラの卵チャーハンができます
③フライパンにマヨネーズを大さじ1敷いて、油代わりに使用します。
④中火でキムチを炒め水分を少し飛ばします。
⑤②のご飯を入れよく混ぜパラパラにして完成です!
辛さをマイルドにするためにマヨネーズを入れているところがポイントで、これなら月齢の低い子どもでも食べられそうです。
さらに辛味を抑える場合はキムチを水やお湯で洗って薄める方法や、卵を倍にしてマイルドにするのも良いかもしれません。
このレシピでは使用していませんでしたが、よくチャーハンに塩・こしょうで味付けをする方も多いと思いますが、子どもによってはキムチの漬け汁だけで十分な味付けだったり、こしょうを辛く感じてしまうこともあるので気を付けてくださいね。
子供向け豚キムチレシピをご紹介
今度は豚肉とキムチがよく合う、子供向けの豚キムチのクックパッドのレシピもご紹介します。
引用:cookpad「お子様でもイケる!めちゃウマ豚キムチ!!」
どのレシピも子どもでも食べやすいように、辛味を抑えるための卵やヨーグルトを使っていたり、豚こま肉ではなくしゃぶしゃぶ用のお肉を使っていたりと工夫されていました。
またみりんや砂糖をいれることで甘めの味付けにもなるので、うまく調整していてくださいね。
まとめ
この記事でのまとめが以下の通りです。
・キムチは消化機能の発達状況を考え5歳以降に食べさせるとよい
・初めて食べさせる場合は、「辛い」「しょっぱい」食べ物であることを事前に伝える、薄味で与える、食べさせ過ぎない
・韓国では1歳、2歳からキムチを食べさせ始めている
・キムチチャーハンや豚キムチを子どもに食べさせる場合にも基本的には辛味を抑えてマイルドに、甘めの味付けにすると食べやすい
キムチは腸内細菌を元気にしてくれる発酵食品の代表でもあるので身体にもよい食材ですが、大人はもちろん子どもは特に食べ方や量には気をつけてあげましょう!
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