コンポストとは肥堆のことで、英語のcompostからその名の由来が来ています。
家から出た、生ごみや下水汚泥などを堆肥にするのですが、どこまでのごみを堆肥にすればいいのか気になるところですね?
結論から言うと、コンポストに入れられるもの、そうでないものがあります。
入れてはいけないものは以下になります。
・貝
・殻
・栗の皮
・タケノコ、トウモロコシの皮
・塩分が多い調味料
・生ごみ以外のもの
・雑草、生花
ただ、肉や魚は入れても問題ありませんが、入れると臭いがして動物が寄って来たりするので注意が必要です。
ここからはさらに詳しく、米ぬかや魚の骨はどうなのか、またコンポストの臭い対策について解説します。
これからコンポストを始める方はぜひ参考にしてみてください。
コンポストに入れてはいけないもの。魚の骨や内臓、米ぬかはNGか解説!
ここからはコンポストに入れてはいけないものをご紹介します。
コンポストに入れてはいけないものを記してみました。
・貝
・殻
・栗の皮
・タケノコ、トウモロコシの皮
・塩分が多い調味料
・生ごみ以外のもの
・雑草、生花
人が口にできないものはコンポストとして入れることはできません。
気になる魚の骨や内臓ですが、コンポストに入れてOKです。
魚の骨は分解に時間がかかりますが分解されないという事はないので入れてもOKです。
もう1つ気になる米ぬかは入れてOKですが、入れる量に注意が必要です。
米ぬかはコンポストの発酵促進剤になり、良い面もありませすが、入れすぎると未完熟になってしまいます。
コバエやゴキブリが発生しやすくなったり、植えていた花の値が腐りやすくなったりします。
コンポストの発酵、分解を上手に進めるためにも、入れてはいけないものはきちんと把握しておきたいですね。
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コンポストに入れてもいいものを紹介!
コンポストに入れてはいけないものは分かったので、今度はコンポストに入れていいものをご紹介します。
以下がコンポストに入れていいものです。
・肉、魚類(内臓や骨もOK)
・生ごみ
・痛んだもの
・腐ったもの、かびたもの
・卵の殻
・種(アボガドの種は切って投入、かぼちゃの種は加熱して投入)
・廃油(1週間に100~200㏄)
入れてはいけないものにあった殻でも卵の殻はOKですし、種についてはコンポストする際にひと手間ほしいものもあります。
やはり、ごみをただ捨てる感覚でなんでもコンポストすればいいわけではありません。
堆肥を作るという目的を忘れずに1つ1つの動作を丁寧に行いたいですね。
コンポストの臭い対策を(悪臭)ご紹介!
コンポストを行う中での問題点が臭いと虫の発生です。
虫は臭いに集まってくるので、なるべく臭わないようにコンポストを進めていくことがポイントになります。
しかし、どうしても臭ってしまった場合の改善策は知りたいですよね。
ここからはコンポストの臭い対策をご紹介します。
コンポストの分解がうまく進んでいないと、アンモニア臭(悪臭)が発生します。
もし臭ってしまったら、2、3日下からよく混ぜるようにすることで、分解が進んで自然と臭いも減ってきます。
それでも改善されない場合、たんぱく質が多いことも悪臭の原因の1つなので、生肉や魚類の投入をお休みして分解を促進するといいですね。
バナナの皮や、すいかの皮などは小さく切って分解を促しやすくすることも臭い発生の予防になります。
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ここからはコンポストとはを簡単に説明します。
冒頭でも少し触れましたが、コンポストは英語の「compost」堆肥、「composter」堆肥を作る容器のことで、家庭で出た生ごみや下水汚泥などを発酵・分解させて肥料にすることをいいます。
自然界の中では有機物も微生物も混在し、それが互いの力でいい栄養を生み出していますが、野菜や花を作っていると土の中の栄養が減ってしまいます。
そんな時にこの堆肥を土に加えることで、また良い栄養を土に足すことができます。
コンポストをすることで、家庭で出たごみを捨てる手間が省けたり、ごみ削減、家庭菜園を行っている方は栄養豊富な堆肥を自作で作ることができたりと、利点がたくさんあります。
エコ活動を始めたい方も、挑戦しやすいことの1つです。
無料のコンポストを配っている自治体などもあるので、ご自身の住んでいる地域はどうか確認してみるといいですね。
コンポストの熟成方法や使い方
ここからはコンポストの熟成方法や使い方をご紹介します。
コンポストの熟成方法
分解期間は基本的に3か月と言われており、うまくお世話できなかったら、さらに数か月かかると言われています。
熟成中に入ったら、コンポストを混ぜるのは、2、3日に1回で大丈夫です。
熟成中は生ごみの投入がないので、乾燥しやすくなってしまいます。
そんな時は水を足して、森の湿った土のような状態をたもちましょう。
熟成が終わった確認はまず、色で判断でき、黒々としていたらOKです。
次に臭いの確認で臭くなければ熟成完了で、確かめる方法がいくつかあります。
・ビニール袋に少量のコンポストを入れ、半日ほど温かい場所に放置し、その後袋を開けて臭いをかいでも臭くなければ熟成完了です。
・少量のコンポストをフライパンで炒り、臭くなければ熟成完了です。
次にコンポストの使い方です。
コンポストの使い方
できるだけ、日当たりや水はけ、風通しのいい場所を選び、深さ20~30㎝の穴を掘ります。
コンポストを地中10センチくらいに設置し、容器の周りはしっかりと土をかぶせ、踏み固めます。
底に枯葉などを敷き、床を作り、その上に水気を切った生ごみを入れ土をかぶせます。
土は水分調整、臭いの吸着、発効促進を手伝ってくれるので、生ごみがきちんと隠れるまでかぶせましょう。
「生ごみ投入」、「土をかぶせる」の手順を容器一杯になるまで繰り返し、いっぱいになったら設置した容器を引き抜き、よくかき混ぜて、土をかぶせて熟成させます。
できた堆肥は家庭菜園などに利用します。
コンポストの設置から熟成完了まで、1つ1つのプロセスを丁寧に行って、いい堆肥を作りたいですね。
まとめ
・コンポストとは「compost」堆肥を意味しており、家庭で出た、生ごみや下水汚泥を分解、発酵してできたものである
・コンポストには人が口に入れないものは投入してはいけない
貝や殻、栗、タケノコ、とうもろこしの皮、塩分の多い調味料、などは入れてはいけないものである
米ぬかに関しては量を調整してして入れることで、コンポストの酵素分解促進につながる
・逆にコンポストに入れてもいいものは、卵の殻、肉や魚、腐ったもの、かびたもの、種などである
魚は骨や内臓も入れてOK
・コンポストの臭い対策ですが、コンポスト内をしっかりと下から混ぜることを数日続けると発酵がしっかり進んで臭いが気にならなくなる
もしくは、臭い発生のもとの肉や魚類の投入、もしくは生ごみ自体の投入を少しお休みする
・コンポストは熟成期に入ったら、かき混ぜるのは2〜3日に1回でOK
熟成完了のサインは色と匂いで確かめる
・コンポストの使い方は水捌け、風通しがよい場所に設置し、まずは穴を掘り、コンポスト容器を地中に入れて土を入れ、踏み固める
設置し終わったら、枯れ葉で底を作り、そこに水気を切った生ごみを投入し、コンポスト開始です
出来上がった堆肥は家庭菜園などに利用する
コンポストを始めようと思っている方もそうでない方も、この記事を見て、コンポストとは何か、どのように行なったらいいのかの参考になれば嬉しいです。
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