かっさとは中国で生まれた民間療法の１つで、老廃物や悪い血流を削り取る、剥ぐという意味があります。
かっさプレートはまさに老廃物や血流を流すマッサージのプレートなのですが、かっさプレートを続けた結果どうなるのか気になるところですよね。
結論から言うと、かっさプレートを続けることによっての効果は人それぞれで一概に「老廃物を流せる」と断定する事はできません。
また、使い方を誤ってしまうと肌への負担がかかり肌トラブルの原因になってしまうこともあるのです。
この記事では、マッサージの危険性ややってはいけない、効果なしでやめたほうがいいのかも解説します。
かっさマッサージとは？を解説
冒頭でも少し触れたように、「かっさ」は中国で生まれた民間療法の１つで、その始まりは２５００年以上も前にさかのぼると言われています。
かっさの漢字表記に意味が記されており、老廃物や悪い血流を剥ぐことや削り取るといった意味があります。
老廃物を流し血流を良くするかっさを使用しマッサージすることを「かっさマッサージ」と言います。
昔は身体の不調を治すために用いられていましたが、現代では美容効果を期待して身体や顔のマッサージとして使用しされています。
ポチップかっさプレートを続けた結果。目の下のゴリゴリやほうれい線、肩こりは無くなるか解説！
かっさのプレート部分はほどよく固く作られており、目の下や口の周り、肩回り（特に脇のあたり）などをなでるようにマッサージするとゴリゴリと老廃物がたまっていることがわかります。
強さはご自身が気持ちよいと思える強さでマッサージをするとマッサージをした部分がぽかぽかと温かくなってくることが分かります。
かっさのプレート自体も小さく手で持ちやすいのでどこでもマッサージを行えるのが嬉しいですね。
さらに隙間時間にこまめにマッサージができる点もかっさならではのいいポイントです。
私自身もかっさプレートを使用したことがありますが、即効果を感じる事はできませんが、目の下のゴリゴリはマッサージをすることで軽くなったように感じました。
効果の感じ方は個人差があるので、以下口コミを参考にしてみてください。
かっさマッサージの危険性。あざや内出血が出来るのは本当か解説！
かっさを行うと、あざや内出血のような痕ができるのは本当ですが、これはかっさ痕というものです。
かっさはもともとは身体の不調を取り除くために行われており、東洋医学の中で知られる、気が巡っている部分「経絡」に沿ってマッサージします。
そして、痕が出る部分は老廃物や血流の流れが悪くなっているところに出ると言われています。
かっさには「こすってかっさ痕を出す」という意味もあるので、かっさ痕はどうしても出てしまいます。
かっさ痕は２～3日で消えるものなので、服を着て隠れるところならばいいのですが、顔やデコルテラインのように隠せない場所が赤くなるのは気になります。
そんな時はオイルを使用したりマッサージの方法を変えてみましょう。
鎖骨の周りは老廃物を流すスポットがたくさんあるので、マッサージを念入りにしたい部分ですが、マッサージをするときはオイルを使用し、撫でるようにマッサージします。
頭もかっさでマッサージをするとフェイスラインにも効果があり、顔のたるみや二重あごにも効果があると言われ積極的にマッサージをしたい部分です。
頭はデコルテ周りと違い、オイルやクリームをつけずにマッサージをできる部分なのですきま時間でもマッサージできます。
また、かっさはお風呂でも使用することができますが、クレンジング剤でマッサージをすることはやめましょう。
クレンジングをしながらマッサージをしてしまうと、開いた毛穴の中にファンデーションの汚れを詰めてしまうことになってしまいます。
お風呂でマッサージをする際もお肌の滑りがよくなるオイルやクリームを使用しましょう。
かっさマッサージはやってはいけない、効果なしでやめた方がいいのか解説
ここからはかっさマッサージはやってはいけない、効果なしでやめた方がいいのか解説します。
かっさマッサージはやってはいけないなんてことはありませんが、やる時には注意が必要です。
顔や目の周りのマッサージを行う時はファンデーションをきちんと落とすこと、身体をマッサージする際はオイルやクリームを必ず使用しましょう。
また、かっさマッサージ肌への刺激にはなってしまうので、肌が荒れている状態（にきび・日焼け後・傷）の場所にはかっさの使用はしないようにしましょう。
かっさのマッサージの効果は人それぞれ感じ方が違うので「くまがなくなります」や「フェイスラインが細くなります」や「脚痩せができます」「足のむくみがとれます」という形で断言はできません。
かっさマッサージでの毒素排出は嘘？医学的根拠（科学的根拠）を解説
ここからはかっさマッサージでの毒素排出は嘘なのか、医学的根拠（科学的根拠）を解説します。
かっさはもともと中国の民間療法で中医学に基づいていますが、80年代にかっさの第一人者が「経絡かっさ法」をまとめ、西洋医学をも視野に入れた現代的なかっさ療法を確立しています。
まずは中医学の視点からのお話です。
体を構成する「気・血・水」、エネルギーの通り道と考えられる「経絡」、そこにつながる五臓「肝・心・脾・肺・腎」六腑の「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」状態を見ます。
状態に合わせ、マッサージで肌をこすり、経絡やつぼを刺激することによってすべてを正常なバランスに整えることが中医学的根拠です。
次は西洋医学の視点からのお話です。
西洋医学では病気になった患部を局所的にみて、対症療法していきます。
かっさのプレートで悪くなった患部の肌をこすることで、毛細血管の刺激・拡張につながり、血流を増加させます。
血流が良くなった体は病原菌や有害物質を体外に排出しやすくなるというのが、西洋医学的な根拠になります。
かっさマッサージのやり方（使い方）や頻度を背中の肩甲骨はがしで解説！
ここからはかっさマッサージのやり方（使い方）や頻度を背中の肩甲骨はがして解説します。
まずは首から肩に向かってオイルを塗っていき、そのまま首回りや肩回りを手で撫でるようにマッサージしていきます。
その後、かっさマッサージに進みましょう。
かっさはマッサージをする方向に対して当てる角度は45℃以下にします。
①首部分
・マッサージする個所を縦に3分割して行います
・15回～20回程度それぞれのラインをこすってほぐします
※この際当てる力を注意しましょう
雑誌のふろくや100均のものはかっさが軽いため無理に力が入りやすくなります。気持ちいい程度の力で行うことを意識します
・首の後ろから始めて、左ライン、右ラインと進んでいきます
・左ラインをこする際はまずは右手でかっさを持ってマッサージをします。
次に左手に持ち替え、圧を強くして毒素をより出しやすくします。
※右側は反対のことを同様に行いましょう
②肩を行う
・肩は内側から外へ毒素を流すようにマッサージしましょう
・肩を行う際も左側を行う際は右手でかっさを持ち、右側を行う際は左手でかっさを持ちましょう。
かっさマッサージを行って心も体もリフレッシュできるといいですよね。
かっさマッサージのサロンを紹介
ここからはかっさマッサージのサロンを紹介します。
全国にかっさマッサージが受けれるサロンはあるのですが、「東京」「大阪」「神奈川」「横浜」「金町」「神戸」「福岡」を代表して紹介します。
東京
・リラクゼーションサロン 素拉伊SPAKAYA研究所
リピーター8割のサロンです。ハンドとかっさを使用して施術します。
・漢方アロマジャスミン。
日本代表のトップアスリートや有名な舞台俳優で活躍している方々も来店するお店です。
漢方経絡のかっさを使用して施術します。
・小顔かっさ DIGNITAcoco 自由が丘（ディグニータココ）
強圧リンパマッサージをしてくれるお店です。顔の歪みやむくみたるみや食いしばりに力をいれている店舗です。
大阪
・NSPA エヌスパ/ハワイアンロミロミ×ヘッドスパ
ロミロミとヘッドスパが人気のお店です。顔のデトックスコースでのストーンとかっさの2種類使いが人気です。
・130℃の癒し
無理のない体圧分散に優れた130℃の大勢で脳にも。日本式かっさで凝り固まった首・肩・肩甲骨周りを施術します。
神奈川
・リラクゼーションサロン翡翠
かっさを使った小顔メニューがあります。小顔だけではなく、首・肩・頭、目の疲れにも力をいれます。
・温活サロン 和の香
完全個室の女性専用プライベートサロンです。日本産精油のyuicaを使用した「アロマセラピー」と「島田流・温かっさ」
横浜
・リラクゼーション カコンドウ
1人1人の状態に合わせ、高い技術のリフレクソロジーやカッピングのかっさが人気です。
・中国式リラクゼーション 康足源
中医式本格施術です。小顔メニューにかっさが使われています。
金町
・Lili.Beaty
下半身のむくみをホットストーンとかっさを使って施術します。
神戸
・Alms CBD＆Herb beaty Lab.
小顔マッサージをテラヘルツのかっさプレートで行います。
福岡
・東癒館
本場中国の本格かっさが人気のお店
小顔の施術、首や肩の施術、むくみ、全身の悩みにかっさプレートは使われているのですね。
ホットペッパービューティーで近隣のサロンを検索できるので、こちらからお店を探してみてくださいね。
かっさマッサージを続けた結果のまとめ
・かっさマッサージを続けた結果の感じ方は個人差がある
・かっさマッサージの効果は東洋医学的にも西洋医学的にもあるとされている
かっさプレートを続けることで目の下のゴリゴリ、肩こりなどなくなるかは個人差になります。
マッサージをする際の注意点を守りながらかっさプレートを試してみるのもいいですね。
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