白ゴマを食べ続けるとどのような効果があるのか気になるところですね。
白ゴマは食べ続けることにより、動脈硬化や生活習慣病を防ぐ良質な脂質や抗酸化物質が豊富に含まれていて、さらに美肌や美髪にも効果的と言われています。
私は日頃から、ゴマを積極的に摂るよう意識しています。
カルシウムや鉄分の補給にと始めたことですが、どんな料理にもトッピングできて美味しいので、長年続けています。
今回は、ゴマの栄養や効能、白髪に効果があるのか、食べすぎるとどうなるかなどを詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね♪

白ゴマを食べ続けた結果。便秘や美肌に効果があった体験談
白ゴマを食べ続けて便秘や美肌に効果があったという方の体験談をご紹介します!
「アンチエイジング」効果を期待して、半信半疑で食べ始めたのがきっかけです!
30歳を過ぎたあたりから、目に見えてお肌の衰えを感じてきました。(現在35歳です)
特に小じわ、くすみ、シミ、ほうれい線、小鼻の毛穴です。どんどん厚化粧になっていき、焦りました。
会社員(一般事務)の収入では、高価なスキンケアを購入する余裕もなく、食の改善!ということで調べた結果【白ごま】へいきつきました。
それまでは「カロリーメイト」などの栄養食品を食べたり、朝食はとらなかったりを繰り返していました。
その生活を「白ごま朝食生活」に変えただけです!ただ、白ごまだけを食べるのは難しいので、すりごまをバナナ(2本)にかけて食べていました。
バナナを食べやすい大きさにして(面倒なのでポキポキって折ってました)ごまを振りかけて食べます。
これが意外と美味しいのです!少しぱさつきますが、お供に豆乳を飲んでいます。
豆乳は調整豆乳が飲みやすくてオススメです。無調整とカロリーは変わらないので、ノンストレスで飲めました!豆乳が苦手な方は牛乳でも、コーヒーでも良いと思います。
コーヒーは効率よく脂肪を燃焼させる効果が期待できるので、朝に飲んで通勤(運動)でダイエット効果もありそうですね。
栄養が摂れたり、朝飲むことに意味がある飲み物を選ぶと、相乗効果で身体に良いと思います。
「白ごま朝活」を始めた結果、2〜3日で毎朝同じ時間に便意を感じ、快便になりました!
ごまに含まれる適度な油が便秘解消の効果を発揮してくれました!また、私の場合はバナナも一緒に食べていたので、
食物繊維も一緒に摂取し、より早く便秘改善の効果が現れたのだと思います。
便秘が解消されたことにより、肌荒れの解消に繋がりました。赤みがかっていたり、吹き出物が出来たりしていたのが、
続けていくうちに、血色がよくなり、吹き出物もピタっと止まり、消えました。まさに一石二鳥です!
また、お肌に違いを感じ始めたのは、食べ始めて半年後くらいです。ある朝、化粧をしていると、ファンデーションのノリが良いことに気が付きました(笑)
毛穴も目立たなくなり、深く刻まれていたほうれい線が薄くなっていました。また、シミは綺麗に消えることはないにしても、
薄くなり、増えなくなりました。年齢より若く見られたり、「お肌綺麗だね〜」とよく言われるようになりました。
この生活を4年近く続けていますが、効果の切れ目を感じたことはありません。自分自身では4年前のお肌とさほど変化は感じません。
少しだけ時間と手間をかけて、朝ごはんに「ごま」を添えるだけで、身体の中から綺麗になり、美肌を手に入れることができるので、本当にオススメです。
スーパーなどで100円ほどでお手軽に購入できますし、コスパは抜群です!
最近は味変で「きな粉」と「ごま」を混ぜてかけたりしています♪続けやすいように工夫して、ぜひ試してもらいたいです^^
クラウドワークスで集めた体験談
※個人の感想になりますので参考にしてください。

毎日ゴマを食べるために、朝食に取り入れるという工夫をされていますね。
バナナと白ゴマの組み合わせで、便秘が解消され、肌も褒められるほどにきれいになったと、効果をとても実感されています。
実際に、ゴマには良質な脂質や食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消に役立ちます。
さらにすごいのが、豆乳と組み合わせているところ。あとで詳しくご紹介しますが、大豆とゴマは栄養的に相性ばつぐんなんです!
手軽に購入できるゴマを使って健康的な朝食を続けてるところはぜひ参考にしたいですね♪
ただし、誰にでもこの効果があてはまるわけではなく、適度な運動、睡眠、その他栄養もかかわってくる場合もありますので参考程度にしてください。
白ゴマの効果は髪の毛にもあるか解説します。
ゴマには、髪の毛の育成に欠かせない亜鉛が豊富に含まれています。
髪の毛は、「ケラチン」というタンパク質からできています。
この「ケラチン」を体内で合成するために欠かせないのが、ミネラルの一種である「亜鉛」です。
亜鉛が不足すると、ケラチンが合成できず、薄毛やハリコシのないパサついた髪になってしまいます。
美しい髪の毛に欠かせない亜鉛、白髪予防にもぜひゴマで積極的に摂り入れたいですね。
白ゴマと黒ゴマの栄養の違い
白ゴマと黒ゴマは、種皮の色により区別されますが、栄養的には若干の違いはあってもほとんど差はありません。
白ゴマは若干脂質の割合が多いためごま油に使用されたり、黒ゴマの種皮にはブルーベリーと同じポリフェノールが含まれるなどの違いがあります。
主な栄養は、脂質、タンパク質、リグナン、ミネラル、食物繊維、ビタミンです。
1つずつ詳しくご紹介します。
脂質
ゴマの50%は脂質です。
これを聞くと「太りそう…」と思う方もいるかもしれません。
ですが、ゴマに含まれる脂質は健康にとても良い油なんです!
ゴマの脂質はそのほとんどが不飽和脂肪酸であるリノール酸とオレイン酸です。
この脂質は血管をしなやかに保ち、コレステロールが血管に沈着するのを防ぎます。
そのため、脂質異常症や動脈硬化の予防につながるため、積極的に摂りたい脂質とされています。
タンパク質
脂質の次に多いのがタンパク質で、20%を占めます。
20%というと肉や魚に匹敵するタンパク質含有量であり、さらにゴマのタンパク質は必須アミノ酸が豊富に含まれる良質なタンパク質です。
また、大豆と組み合わせることで、お互いに少し足りない必須アミノ酸を補足し合うことができるので、大豆製品とゴマは最強の組み合わせと言えます。
リグナン
リグナンとは、抗酸化物質の1つですが、ゴマに含まれる代表的なリグナンは「セサミン」です。
サプリメントなどでも有名ですね。
老化の原因となる活性酸素を除去することで、肌のシミやしわ、くすみ等を防ぎ、アンチエイジングに効果を発揮します。
さらに活性酸素は肌だけでなく、糖尿病や脂質異常症など生活習慣病にも深く関わっているため、健康な体に欠かせない栄養となっています。
ミネラル
ゴマにはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
ミネラルは、肌や体の新陳代謝に大きく関与しています。
また、骨や筋肉が正常に機能するために欠かせない成分であり、体内で合成ができないため食べ物から積極的に摂り入れる必要があります。
食物繊維
ゴマの約20%は炭水化物ですが、その約半分は食物繊維です。
体験談でもあったように、脂質に加えてこの食物繊維が便秘解消に大きく役立ちます。
ビタミン
ゴマにはビタミン類も豊富に含まれていますが、その中でも注目したいのがビタミンEです。
ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、抗酸化作用が強いのが特徴です。
また、肌の皮脂膜を安定させることでバリア機能の向上、肌の潤いを保つのに役立ってくれます。
薬膳
薬膳では、白い食材は潤いを与え、黒い食材は腎を強化すると言われています。
そのため、白ゴマは「腸を潤し便通を良くすることに加え、肌にも潤いを与える」と言われています。
一方黒ゴマは、「腎を強化し血を増やす」と言われており、「腎」とは肌や髪、関節や生殖機能などの「若さ」をつかさどる器官のことです。
このような観点から白ゴマと黒ゴマを使い分けてみるのもおもしろいですね。
これらの栄養と、風味や特徴など、白胡麻と黒胡麻味の違いをまとめたものを表にしたので、是非参考にしてくださいね。
白ゴマ | 黒ゴマ | |
栄養 | ・良質な脂質 | ・白ゴマとほぼ同じ |
特徴 | ・脂質の割合が多く、ゴマ油にも使用される ・セサミンの含有量がやや多い | ・種皮にポリフェノールを含む |
風味 | ・香りや味の主張が強くなく、どんな料理にも合う ・ほのかな甘みがある | ・ゴマの香りが強く、香ばしい ・種皮が固く、見た目にもアクセントになる |
薬膳 | ・腸を潤し便通を良くする ・肌に潤いを与える | ・腎を強化し、血を増やす (腎とは、髪や肌、関節や生殖器などの若さを つかさどる器官) |

黒ゴマを食べ続けた結果も記事にまとめているので、是非参考にしてくださいね。
白ごまといりごまの違いを解説します。
スーパーで売られているゴマは、「白ゴマ」「黒ゴマ」「炒りゴマ」「すりゴマ」など種類がありますね。
そもそもゴマは、生の状態(採取して乾燥させただけの状態)では種皮が固く香りも良くないため「炒りゴマ」にしてから販売されるのが一般的です。
「炒りゴマ」は生のゴマを炒って種皮が柔らかく食べやすい状態になったもので、香りも香ばしくどんな料理のトッピングにしても合います。
「すりゴマ」は、炒りゴマをすり鉢ですり潰したもので、ゴマの香りがより強くなり、さらに油分が出ることでしっとりとし、ゴマ和えや白和えなど和食には欠かせない食材ですね。
白ゴマと黒ゴマにそれぞれ「炒りゴマ」と「すりゴマ」があるので、好みで使い分けてくださいね♪
白ゴマのおすすめレシピ
ここからは、白ゴマをより美味しく食べられるレシピをご紹介します。
白ごまご飯
ゴマの香ばしい香りとプチプチした食感、ほのかな塩味がとても美味しいですよ。
作り方はとっても簡単で、ご飯を炊くときに白ゴマ、オリーブオイル、塩を入れるだけ。
【材料】
- 白米…2合(300g)
- 塩…3g
- オリーブオイル…大さじ1
- 白ゴマ…大さじ1.5~2
【作り方】
米を研ぎ規定量の水を入れ、すべてを混ぜて炊飯する。
白ごまプリン
優しい風味のミルクプリンにゴマの風味が加わってとても美味しいですよ。
ゼラチンで固めるので失敗なく簡単に作ることができます。
【材料(4人分)】
(A)粉ゼラチン…10g
(A)水…大さじ4
(B)ねりごま…大さじ2
(B)牛乳…450ml
(B)グラニュー糖…大さじ4
(B)生クリーム…100ml
【作り方】
- (A)を混ぜてゼラチンをふやかしておく。
- (B)を鍋に入れ混ぜながら沸騰直前まで温める。
- 火からおろし、1を加えて溶かす。
- 鍋に氷水をあて、混ぜながらとろみがでてきたら型に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
好みできなこや黒蜜をかけたり生クリームをトッピングしても美味しいです。
ゴマは食べすぎるとどうなる?
健康に良いゴマでも、食べすぎると体に悪影響が出ることがあります。
そこで、ゴマの食べすぎによって起こる可能性のあるものをご紹介します。
カロリーの過剰摂取
ゴマは100g当たり約600キロカロリーと、なかなかの高カロリーです。
100gを1度に食べることはまずないと思いますが、やはり脂質が多く含まれている分、摂り過ぎはカロリーオーバーにつながります。
1日大さじ1~2杯(10g~20g)を目安に摂るようにしましょう。
下痢や腹痛
脂質と食物繊維が豊富なゴマは便秘解消に役立ちますが、多量にとると下痢や腹痛の原因になります。
健康に良いからといってそればかりを食べるのではなく、バランスの良い食生活を心がけましょう。
まとめ
白ゴマの栄養や髪への効果、食べすぎるとどうなるかなどをご紹介しました。
- 良質な脂質やタンパク質、ビタミンやミネラルが豊富
- 生活習慣病の予防や便秘解消、肌の新陳代謝や血行促進による冷え解消に役立つ
- 髪の育成に不可欠な亜鉛が含まれていてハリコシのある美しい髪や白髪予防に効果的
- 食べすぎるとカロリーの過剰摂取や下痢・腹痛につながるため1日大さじ1~2杯を目安にする
私は今まで妊娠期間中も含めて貧血を指摘されたことがありませんが、これも毎日何かしらにトッピングしているゴマのおかげと思っています。
美髪やアンチエイジングにつながるのであれば、これからもますます続けていきたいと思います♪

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