ストウブの鍋を検討している方は「ストウブの鍋ってくっつくの?」と気になるところですよね。
結論をお伝えすると、ストウブの鍋には独自の加工がされていて、むしろ「くっつきにくい」というのが特徴ですが、物によってはくっつきやすいものもあります。
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他にも体験談や、ご飯を炊く際にこびりつかないようにするポイントなど詳しくご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね♪
ストウブはくっつく?実際使用した口コミ・評判・レビュー
実際に私はストウブの鍋を利用していますが、味噌汁を作って卵を入れたら、卵の白身が鍋の底にくっついて、洗ってもとれません。
実際にくっついて落ちない画像はこちら▼
しかし、肉じゃがや、お肉を炒めたとき、カレーを作ったときはくっつきませんでした。
なので、物にもよるかと思います。
卵の白身は、他のホーローの鍋でお味噌汁を作ったときもくっついたので、鍋の種類でくっつく、くっつかないというわけではなく、単に卵の白身がホーロー鍋にくっつきやすいといった印象です。
ただ、こすっても落ちない汚れは、無理にゴシゴシしてしまうとお鍋を傷つけてしまうので、重曹で洗うと、落ちない卵の白身もスルっときれいに落ちますよ♪
ここからは、ストウブの鍋はくっつくのか、私以外にも実際に使用した方の体験談を集めたのでご紹介します。
ストウブの鍋 24㎝の体験談
大きな鍋ですので、使う用途がたくさんあって、とても便利だと思います。
カレーを作ってもシチューを作っても良いので、便利だと思います。
また焦げ付きにくいので、本当に安心して使うことができるのが、ストウブの良い点だと個人的には思いました。
火をかけすぎた時にも、普通の鍋では、焦げ付いて、最後の洗い物が大変になってしまうのですが、この鍋の場合はすぐに汚れが取れるので、本当に使って良かったと、私は思いました。
クラウドワークスのタスクで集めた体験談より
この方は、24㎝の大きな鍋でカレーやシチューを作っても焦げ付きにくく、焦げ付いたとしても汚れがすぐに落ちるという事でした。
やはり、カレーやシチューは卵の白身と異なり、例え焦げ付いてもすぐに汚れが落ちるようですね。
焦げつきにくいことや、汚れが落ちやすいというのは嬉しいですね。
ストウブがくっつかないための対処法
ストウブの鍋は、鉄の素地にガラス質のコーティングを施した鋳物ホーロー鍋です。
ストウブの鍋の特徴として、「鍋の内側が凸凹している」というのがあります。
これは、「黒マットエマイユ加工」というストウブ独自の加工で、鍋の内側を凸凹させて食材と鍋が接する面積を小さくすることで焦げつきにくくするというものです。
そのためストウブの鍋は「焦げつきにくい」といわれていますが、それでも調理法によってはくっついたり焦げついたりすることがあります。
ここからは、その対処法をご紹介します。
1.鍋をしっかり加熱する
まずは鍋をしっかり加熱します。
ですが、強火にはせずに中火を守ってください。
強火にすると急激な温度変化が起こって鍋に負担がかかり、その結果表面のホーローが剥がれたり傷ついたりすることがあります。
2.油を多めに入れる
油は、鍋底が隠れるくらいの量を入れましょう。
できれば側面にも塗る方が効果的です。
そして、油もしっかり加熱します。ここでも火加減は中火以下にしましょう。
3.食材を入れたら焦げ目がつくまで触らない
油がしっかり加熱されたら食材を入れますが、ポイントはあまり触らないことです。
くっつかないようについ触りたくなるところですが、ぐっと我慢して、しっかり焼き目がつくまで待つと、くっつくかずに返せます。
最初に触ってしまう方が、鍋底に食材がくっついてしまったりするので、「しっかり焼き目がつくまでは触らない」ことを意識してみてくださいね。
ストウブの鍋でご飯の炊き方。2合で解説!
ストウブの鍋は、フタを閉めれば密閉性が高く蒸気が漏れないのが特徴です。
また、フタの内側に「ピコ」と呼ばれる小さな突起がたくさんついているのもポイントです。
食材から出た旨味を含んだ蒸気が、ピコをつたって水滴として食材の上に落ちることで、食材本来の味を最大限に活かして美味しく仕上がる秘訣になっているのですね。
ストウブの鍋で炊いたご飯はお米の旨味がしっかり残り、甘くふっくらとした炊きあがりでとても美味しいですよ。
詳しい炊き方をご紹介します。
白米ご飯(2合分)
【準備するもの】
・白米 2合
・水 400㏄(2カップ)
・しゃもじ
【作り方】
1.米を研ぎ、たっぷりの水(分量外)に浸す。(15~30分)
2.ざるに上げて、5分置く。
3.鍋に米と分量の水を入れ、フタはせずに中火にかける。
4.全体が沸騰したら、しゃもじで鍋肌から米を離すようにひと混ぜする。
(小さな泡が消え、鍋全体に大きな泡が上がってきたら混ぜるタイミング)
5.表面を平らにならしてフタを締め、極弱火で10分炊く。火を止めて10分蒸らす。
(IHの場合は加熱は弱火に。)
6.フタを開け、しゃもじでふんわり混ぜる。
玄米ご飯(2合分)
・玄米 2合(360㏄)
・水 500㏄
・塩 2つまみ
1.玄米を研ぎ、水(分量外)に一晩浸す。
2.ざるに上げて5分置く。
3.鍋に玄米と分量の水を入れ、フタをせずに中火にかける。
4.全体が沸騰したあと、そのまま3分加熱。塩を加え、しゃもじで鍋肌から米を離すようにひと混ぜする。
5.フタを締め、極弱火で30分炊く。火を止めて30分蒸らす。
6.フタを開けてしゃもじでふんわりと混ぜる。
ストウブはご飯がこびりつく?
ストウブの鍋はくっつきにくい「黒マットエマイユ加工」がされていると上で述べましたが、ご飯を炊く場合どうしてもこびりついてしまいます。
実際の画像はこちら▼
しゃもじでかなりそぎ落したのですが、やはり鍋の底や壁面にこびりついてしまいます。
できるだけこびりつかないようにするためのポイントは、沸騰したタイミングでしゃもじで米を鍋から離すようにひと混ぜすること(玄米だと沸騰後3分経ってから)です。
上のレシピでは、白米ご飯・玄米ご飯ともに工程4のところです。
100%こびりつかないようにすることは難しいですが、是非このグツグツ沸騰し始めたらしゃもじで混ぜる作業は忘れないようにして下さい。
また、例えこびりついても、水にしばらくつけておけばキレイに落とすことができますので、あまりガシガシと力を入れて洗わないように注意して下さいね。
ストウブの鍋のお手入れ方法
ここからは、ストウブの鍋を長持ちさせるためにも、お手入れのポイントを紹介します。
洗い方
中性洗剤とやわらかいスポンジで洗いましょう。
クレンザーやメラミンスポンジなどの研磨剤や金属性のスポンジを使うとホーローが傷つく原因になるので避けることをおすすめします。
焦げつき
焦げつきには、鍋を水と洗剤につけ置きすると、自然と表面から剥がれてきますよ。
それでも取れない場合は、重曹で煮沸することで簡単に落とすことができます。
1.鍋に焦げつきがかくれるくらいの水を入れ、重曹を入れる(水1リットルに対し大さじ1)。
2.中火にかけ、沸騰したら火を止めて2時間置く。
3.お湯を捨て、中性洗剤とスポンジで洗う。
これで落ちない汚れがある場合は、この作業をくりかえしてください。
シーズニング
シーズニングとは「油ならし」のことです。
これをするタイミングは、まずはストウブを買って最初に使うとき、そして使い始めたあとも、定期的に行うことをおすすめします(詳しい頻度は下記に記載しています)。
具体的な手順をご紹介します。
【必要なもの】
- 食用油(サラダ油やこめ油がおすすめ。さらっとしたもの)
- クッキングペーパーやペーパータオル
ここで使う食用油は、鍋肌を保護する目的なので、鍋の凸凹に入り込みやすいさらっとしたサラダ油やこめ油がおすすめです。
オリーブオイルやごま油など少し粘り気がある油は鍋肌に残ってベタベタしやすいので避けた方がよいでしょう。
1.鍋は洗って乾いた状態で使う。食用油をキッチンペーパー等にとって、内側に塗り広げる。
(鍋のフチやふたの裏などにも塗っておくとサビ予防になるので軽く塗っておくことをおすすめします)
2.弱火で3〜4分加熱する。
(油を焦げつかせないよう、ごく弱火にかけるよう気を付けましょう)
3.火を止め、触っても熱くないくらいまで冷めたら、キッチンペーパーで余分な油を拭き取る。
シーズニングをした後は、洗わずに料理に使って大丈夫です。
またシーズニングの頻度は、「鍋肌にツヤがなくなったときorカサカサしているとき」を目安にしてください。
最近焦げつきやすくなったな、と気になったときでも良いですね。
焦げつきを防ぐための大切なお手入れですので、たまにしてみてくださいね。
また、こちらの記事もホーロー鍋のお手入れ方法をまとめているので、是非参考にしてくださいね♪
まとめ
ストウブの鍋はくっつきやすいのか、またその対処法などをご紹介しました。
- ストウブの鍋は独自の「黒マットエマイユ加工」のおかげでくっつきにくくなっている。
- ご飯を炊くときはこびりつくことがあるが、沸騰直後にひと混ぜすることで防ぐことができる。
- くっつきや焦げつきを防ぐためにも日々の手入れや定期的なシーズニングが大切。
カレーやシチュー、煮込み料理やソテーなど、色んな料理に活躍してくれるストウブの鍋。
丈夫で耐久性に優れているのも特徴なので、ぜひ大切に使って料理の頼もしいパートナーにしてくださいね♪
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