健康志向の人たちの間で話題の「てんさい糖」
大根のような見た目の甜菜(てんさい)という野菜から出来ています。
てんさい糖自体に害はないのですが、海外のものだと農薬が使われていたり遺伝子組み替えのものが使われているため、危険なのではないかと気になるところですね。
ここからは、てんさい糖について他の砂糖との違いや、おすすめのてんさい糖などをご紹介していきます。
てんさい糖は通販でも購入可能です♪
てんさい糖とは?について解説します!
砂糖がサトウキビからできているように、てんさい糖は甜菜(てんさい)という野菜からできています。
てんさいは大根のような見た目の野菜で主に北海道で栽培されています。
大根と一緒に置いてあると見分けがつかないくらい似ているため、別名サトウダイコン(砂糖大根)と言われています。
味はとても甘く、糖度は15度以上あるので完熟のメロンや桃と同じくらいです。
そんなてんさいを煮詰めたり、ろ過したり加工して作られたものがてんさい糖です。
てんさい糖はまろやかな甘さが特徴的で、薄い茶色をしています。
この色は、着色したものではなく製造工程で抽出した糖分を結晶と糖蜜に分けたとき、結晶は上白糖になり、糖蜜は「てんさい糖」になります。
てんさい糖の茶色は、蜜を含んだ天然の色なのです。
また、てんさい糖には天然のミネラルが豊富に入っており、腸のビフィズス菌の栄養源となる天然のオリゴ糖も入っています。
とても魅力的な砂糖だということがわかりますね!
てんさい糖は危険?農薬や安全面について解説します!
てんさい糖自体に危険はありません。ではなぜてんさい糖は危険だと噂が広まっているのでしょう?
原因は2つあります。
1つ目は農薬の量です。
てんさいは甘い野菜のため虫が寄ってきます。
その虫を駆除するためにたくさんの農薬が使われていることが原因です。
2つ目は遺伝子が組み替えられたものがあるからです。
しかし、日本では遺伝子組み換え種での栽培は行なっていないため、国産のてんさい糖であれば問題ありません。
海外から輸入された物には遺伝子組み換え種のものもあるため注意してください。
以上2つがてんさい糖が危険だと噂が立った理由です。
国産のものを選べば問題ないことがわかりますね。
こちらのてんさい糖は北海道さんでミネラルや健康を内側からサポートするビフィズス菌が豊富に含まれています。天然でやさしい甘さなのが嬉しいポイントですね♪
てんさい糖ときび砂糖はどっちがおすすめか解説します!
てんさい糖とよく似た砂糖できび砂糖があります。
ここからは、各特徴をご紹介します!
きび砂糖
サトウキビから作られており黒糖のような独特の風味がします。
優しい甘さで、料理に使うとコクが出ます。
カルシウムやカリウムなどのミネラルを多く含むのが特徴的で、食べてから体内で吸収されるスピードもゆっくりです。
そのため、おすすめは以下のような方になります。
・黒糖のような風味が好きな方
・煮物やクッキーに使いたいという方
・ミネラルを補給したいという方
こちらのきび砂糖はAmazonベストセラー1位の人気の喜界等のさとうきび粗糖です。
てんさい糖はGI値が低い
白砂糖より風味がありますが、きび砂糖よりはマイルド&甘さはほんのりで、料理に使っても白砂糖と味は変わりません。
オリゴ糖を豊富に含み、GI値が低いことが特徴です。
そのため、おすすめは以下のような方になります。
・ほんのりした甘さが好きな方
・ダイエット中の方
・コーヒーや紅茶に使いたい方
てんさい糖にもミネラルは含まれていますが、きび砂糖には及ばないようです。
そのため、ミネラルを補給したい場合はきび砂糖のほうがおすすめです。
両方準備して、料理や用途によって使い分けるのもいいですね!
こちらは、ミネラル豊富な北海道産のてんさい糖です。
てんさい糖とオリゴ糖、砂糖(上白糖)との違いを比較!
そもそも、オリゴ糖とは野菜や果物に含まれる成分のことで、てんさい糖にも含まれています。
体内に吸収されにくいため砂糖よりもカロリーが低いです。
単糖が2~10個つながった糖類のことを言い、ビフィズス菌が含まれてます。
また、オリゴ糖には以下のような種類があります。
フラクトオリゴ糖
ガラクトオリゴ糖
大豆オリゴ糖
乳果オリゴ糖
キシロオリゴ糖
イソマルトオリゴ糖
※引用元:empacede.co.jp
そんなオリゴ糖とてんさい糖と一番馴染みのある砂糖(上白糖)の特徴やカロリーについてご紹介していきます。
甘さ | カロリー(kcal) | 糖質(g) | GI値 | |
てんさい糖 | やさしい | 390 | 98 | 65 |
オリゴ糖 | ひかえめ | 190 | 75 | 10 |
砂糖 | つよい | 384 | 99 | 110 |
甘さは、砂糖→てんさい糖→オリゴ糖の順に甘さが強いです。
てんさい糖と砂糖はカロリーや糖質は変わりませんが、てんさい糖のほうがGI値が低いことがわかります。
オリゴ糖はこの中で一番甘さが控えめでカロリーが低いため、糖質制限やダイエットには最適ですね!
しかし、カロリーも糖質もNo1の砂糖は水に溶けやすく、いろいろな料理に使えてリーズナブルなためとても使いやすい砂糖です。
てんさい糖でおすすめはホクレン!売り切れの場合は通販でも購入できます。
ここからは、なぜホクレンのてんさい糖がおすすめかご紹介していきます。
ホクレンはてんさいの種作りから手がけており、原種を使用しています。
もちろん遺伝子組み換えのものはありません。
ビニールハウスでの育苗から収穫まで一貫して行っており、農薬の適正な使用に努めています。
とても厳しく管理されているため、安心ですね。
また、価格も最寄りのスーパーと変わらないところがおすすめポイントです。
甜菜糖(てんさい糖)のまとめ
同じ砂糖でもいろいろな特徴があることがわかりましたね。
コーヒーや紅茶にはてんさい糖を使って、ミネラルを補給したいときはきび砂糖を使うなど、1つに絞らず料理や用途によって使い分けてみてください♪
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