スープから炒め物や煮物まで、様々な料理レシピで活躍するお役立ち調味料「味の素」。
うっかり切らしてしまった時も、代用できるものを知っておけば安心ですよね。
味の素は昆布だしや鶏ガラ、ほんだし、ハイミーなど、キッチンにある様々な調味料で代用可能です。
うま味成分のある食材や調味料を上手に使えば、カンタンに味の素を再現できますよ!
ここから、味の素の代用品となるものを詳しく紹介します。
ポイントとなるうま味成分についても分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください♪
味の素の代わりになる無添加の調味料やダシ、食材を紹介します!
味の素が無くなった時や、化学調味料をなるべく使いたくない人におすすめの、味の素の代用品を紹介します。
無添加のものが揃っているので、安心して使えますよ♪
昆布だし、昆布茶

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昆布には、うま味の主成分であるグルタミン酸が豊富に含まれているため、味の素と非常に似た役割を果たしてくれます。
粉末タイプのものなら、水にも溶けやすいため様々な料理に役立ちますね。
商品によっては、塩や砂糖で味が調整されているものもありますので、購入前にチェックしておくことをおすすめします。
鶏ガラ

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スープや炒め物、ナムルなどの和え物にも使える万能アイテムの鶏ガラスープの素。
中華風の料理なら、味の素の代わりとしても使うことができます。
ただし、鶏ガラスープの素は塩分を多く含んでいるため、塩分の無い味の素の代わりに使う際には注意が必要です。
ユウキの「化学調味料無添加のガラスープ」は添加物が使用されていないため安心して使えますよ。
ほんだし

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ほんだしの原料であるかつお節や昆布には、うま味成分がたくさん含まれています。
台所に常備している人がほとんどですので、味の素の代用品にはうってつけです。
和食や和風レシピに入れるだけで、味が一気に引き締まります。
ただし、ほんだしは味の素よりもずっとカツオの風味が強いので、使用する量には気を付けたいですね。
白だし

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原材料に昆布やかつお節を使用している白だしも、味の素の代用品として使用可能です。
液状ですので、和え物やおひたし等にも使えますね♪
白だしは醬油やみりん、砂糖といった調味料で味が整えられているため、これ一つで調味できる点で便利です。
ここでも、塩分の摂りすぎには注意しましょう!
ハイミー

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味の素の代用品として、最もおすすめしたいのがハイミーです。
ハイミーは味の素と同じ味の素株式会社で製造されているうま味調味料。
味の素よりも3倍強のうま味成分が配合されているので、少量で料理にコクを生み出すことができます。
使用量には注意が必要ですが、味の素とほぼ同じかそれ以上に深い味わいに仕上がりますよ!
コンソメ

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洋風の料理なら、コンソメでもうま味を出すことができます。
香味野菜のエキスを凝縮し、食塩、香辛料などで味が整えられているため、特徴的な味わいです。
代用品として使う際には、キューブ型の固形タイプより、量が調整しやすい顆粒タイプのものがおすすめです。
ウェイパー

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うま味調味料であるウェイパーも、味の素の代用品になります。
グルタミン酸以外のうま味成分も豊富に含まれているため、かなり味わい深く仕上がります。
中華料理に使われていますが、カレーの隠し味などにも使えるようです。
ちなみに、代表的な赤い缶の「味覇」でなくても、ユウキの「味玉」はウェイパーに非常に似ているためこちらでも代用可能です!
創味シャンタン

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中華スープの素として使われている創味シャンタンですが、実は野菜炒め、魚料理や肉じゃがなど様々な料理のコク出しに使われています。
ペーストタイプ、チューブタイプ、粉末タイプの3種類がありますが、味の素の代用で使うなら量が調整しやすい粉末タイプが最適です。
無添加ではありませんが、塩分などに注意して適量を使えば美味しく仕上がりますよ。
味の素を使わずに美味しい唐揚げを作る方法

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家庭料理の定番である唐揚げも、味の素でお肉を揉みこむと美味しさがグッとアップします。
しかし「味の素は化学調味料だからなるべく使いたくない…」という人もいますよね。
そんな方は、先ほども紹介した鶏ガラやほんだしで代用したり、唐揚げ粉を使うことで美味い唐揚げを作ることができます♪
有機小麦粉が使用されているので、安心して調理に使えますよ。
根昆布だし


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こちらは、楽天で人気のこんぶだしです。
礼文だしといい、利尻昆布100%使用しています。
澄んだ色から、お料理の色を変えることなく、深いうま味を加えることが可能です♪

味の素とは?成分や量を知ってうま味を上手に出そう!

ここまで様々な代用品をご紹介しましたが、気になるのは「そもそも味の素は何からできているのか?」ということです。
味の素の成分を知っておけば、代用品を自分で見つけることもできますよね。
味の素は「うま味調味料」です。
サトウキビ、キャッサバ、小麦、トウモロコシ、米などの植物原料を原材料とし、発酵させることで製造されています。
「うま味」と聞くと、深みやコクといった本格的な味わいのイメージがありますね。
うま味はグルタミン酸ナトリウムというアミノ酸や、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムなどの核酸によってできています。
なんだか難しい言葉が出てきた…と思うかもしれませんが大丈夫ですよ!
カンタンに分かりやすく説明します♪
主成分はグルタミン酸ナトリウム
商品裏の成分表示によると、味の素調味料には、97.5%のグルタミン酸ナトリウムというアミノ酸が含まれています。
「うま味=グルタミン酸」と言っても過言ではありません。
ということは、グルタミン酸がたくさん含まれている食品や調味料なら、味の素の代用品にできると言えますね。
グルタミン酸は醬油や味噌などの発酵された調味料に多く含まれます。
食材なら、昆布、白菜、トマト、チーズ、玉ねぎ、セロリなど。
これらの食材が使われている料理なら、味の素が無くてもうま味を引き出すことが可能です。
イノシン酸、グアニル酸
イノシン酸ナトリウムやグアニル酸ナトリウムは、味の素にそれぞれ1~2%ほど含まれている核酸です。
代用する際、グルタミン酸に加えてこれらの成分も合わせると、より味の素のうま味に近づけることができます。
イノシン酸ナトリウムはかつおぶし、牛肉、鶏肉などに多く含まれています。
グアニル酸ナトリウムは干しシイタケ特有の成分です。
以上が味の素の成分の解説でした。ざっと、おさらいしましょう!
これらを考慮すると、例えば昆布とかつおぶしで出汁をとった干しシイタケのお味噌汁は、最強のうま味レシピと言えますね(笑)
成分を理解して、上手にうま味を引き出してくださいね♪
塩の代わりに味の素は使える?
味の素の見た目は塩とそっくりですよね。
私も幼いころ、塩と間違えて味の素を使ったことがあります(笑)
あまりに似ているので、「塩の代わりに味の素使えないのかな?」と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
結論を言うと、味の素を使っても料理に塩味はつきません。
先ほど紹介したように、5大基本味である「うま味」と「塩味」はそれぞれ別の味です。
味の種類が異なるため、塩の代用品として味の素を使うことはできないと言えます。
一方で、うま味のコクや深みは料理の「物足りなさ」を補ってくれます。
料理の味付けで「何か足したいな」と塩を使うことがありますが、このときに味の素を使うという代用のしかたがあります。
塩分カットにもつながるので、美味しさを保ちながら減塩したいという方におすすめの使い方です。
まとめ
味の素の代用になる無添加の食材をご紹介しました。
昆布茶や鶏がら、白だし、ほんだし等、味の素の代わりになるので、是非使用してみて下さいね♪
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